いよいよ、あと2日と迫ってきました!
昨日の日曜日も中3生たちは授業に参加してくれました。
過去最高の自分を発揮するための詰めの作業です。
ラストスパートに何をすべきかをお伝えしましょう。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
教科書を隅々までチェックできているか?
基礎学力テストは、公のテストです。
塾に通っていない子どもも平等に解ける問題でなければなりません。
その平等さを担保するもの。
それが教科書です。
昨年の理科の問題で、中1の教科書のP.95のごく小さな写真資料、索引語句としても掲載されていない用語の『貨幣石(カヘイセキ)』が問題として出題されました。
もちろん、語句を記述で答える問題ではありませんが、それでもギョッとします。
他にも、石灰岩の成分はまだしも、チャートの成分も選択を消去させる知識として出題されました。
教科書の隅から隅まで、今一度見直してみることがラストスパートとして相応しいかもしれません。
教授法がオススメの総復習のやり方!
教科書の文字通り隅から隅まで目を通すと、欄外の説明の中に知らない知識なども登場するはずです。
そのときに、「はい、これを知ってたら100点取れるかも。
二酸化ケイ素が主成分の堆積岩は何だ?」と、独り言でも人形相手でも構いません。
質問をし、自分で答えて解説までするというアプローチをオススメします。
単純に知識を覚えこむ作業のことを、専門的には『機械的記銘』と言います。
この暗記法は、正直なところ効率が悪く、他の知識を併用されると対応できなくなります。
概念知識だけではなく、その他の知識と結びつけるような『論理的記銘』や『図形的記銘』をして覚えることをしなければ、問題の中では役に立たなくなってしまいます。
過去の失敗へ、具体的アプローチができるかだけに集中!
緊張もするでしょう。
不安も感じるはずです。
ですが、どんな問題が出るかは「自分の課題」ではありません。
自分がどうにかできないことに対しては、不安を感じるのは意味がありません。
自分の今まで積み上げてきた演習から、ミスの傾向が分かるはずです。
そのミスをあなたは思い出せますか?
自分がよくするミスを思い出せなければ、それはそれで問題です。
ミスに対して、どのような具体的アプローチをするかが重要です。
「しっかり見直しをする」
「問題をよく読む」
こんなものは、目標でも心がけでもありません。
具体的に何をするか、アクション目標が必要です。
時制の判断をする→時制を判断できる語句に丸を入れる
主語の人称わけに注意する→主語に下線を引いて人称わけを明記する
複数形に気をつける→複数形のsに○を入れて印をつける
a, an, the を忘れない→先に名詞を見つけておき、その上にa, an, the チェックを入れる
自分のミスの傾向に具体的な行動アプローチを考えておきましょうね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫