『つばさ』には、京大を志望するツワモノがおります。
英語には一通りの目処が立ち、国語の対策に着手することになりました。
いやはや、予習の段階でヒーヒーです(笑)
解説するとなると、根拠を指し示して「何が良くて」「何が問題か」を伝えねばなりません。
「解ける」と「解説できる」は、別次元ですね〜!
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
論理的な思考が最高レベルで求められる!
京大の現代文では、出題の傾向がだいたい決まっています。
- 「どういうことか」説明せよ。
- 「なぜか」説明せよ。
- 文全体を「要約せよ」。
かなり、オープンクエスチョンですよね?
解答用も、フリースペースがあるだけ。
本物の思考力・読解力が求められます。
それでも、現代文のルールには則っている!
現代文のルール。
それは、『本文に書かれていることでしか解答はできない』ということ。
もちろん、書かれていることから明らかに分かることは、書いているとみなしますが。
ですが、書かれているからといって決して安心はできませんし簡単でもありません。
難しい日本語で書かれていることで、逆に分かりにくくなることもあるのです。
脳は優れていますから、「読む」という意識的なことをする前に、「見る」ということで文章全体を脳内に丸ごと入れてしまうことができます。
その時点で、分かる言葉が少ないと判断すると、拒絶反応が起こることもあります。
あなたも経験がありますか?
読みもしないのに、難しいと感じてしまうこと。
行間が詰んでいることでも、脳は「読み辛い」と認識すると嫌悪感が湧いてくるそうです(笑)
それでも、食らいついてきました!
一回めの対策授業は、かなり時間をかけました。
結局2時間半ほど時上がるまでにかかりましたが、彼女の読解能力と要約能力を把握することができました。
時間を計らず演習することに意味はない、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、自転車の乗り始めを考えてください。
いくら時間がかかっても、乗れるようにならなければ上達はないのです。
彼女が乗ろうとしているのは、自転車ではなく一輪車かもしれません。
今日、1日で一輪車が乗れるようになったことは、大きな前進です。
乗りこなすためには、まだまだ練習が必要ではあります。
ですが、乗れるようになればあとは指導者の質と練習の量です。
おっと、ハードルを自分で上げるじゅくちょーなのでした(笑)
ちゃん♪ちゃん♫