「1+1=2」と
「僕は山田太郎だ。」という2つの文の
共通項はどこでしょうか?
数式には様々な「記号」が登場します。
「=、+、ー、×、÷」など。
もちろん、それぞれの「記号」には
それぞれに決められた「意味」があります。
では、「言葉」はどうなのでしょうか?
『1+1=2』という式には、
『「1と1という数[量]を合わせたもの」と
「2という数[量]」は等しい関係ですよ』という
意味があります。
『僕は山田太郎だ。』という文はどうでしょう?
『「僕」という存在は、「山田太郎」という名前と
等しい存在ですよ』という意味となる。
こう考えると、「〜は…」という日本語の言葉(助詞)と
「=」という記号のもつ意味は同じこととなりますね。
そうなのです。
言葉や文字には、記号と同様に意味があります。
ですが、言葉は普段無意識で使っていますから、
数式を考えるように意識して読むことはまれです。
ですが、国語の問題に出題される文章は、
『無意識』で読めるほど、簡単ではなく
むしろ数式よりも複雑な「記号としての言葉」を
取り扱わなければならない文章も出てくるのです。
『さめざめと泣く』『冷たい涙』
この下線部のような言葉を数式へ変換し
「この言葉があるから、どのようなことを表現しているのか」
という意味を考えることで、
他の言葉へと『言い換える』ことができます。
学問の出発点は、
「どうやったら?」「なんでかな?」
を考えることから始まります。
そうです、全ては『意味』を考えることから
始まっていくのです。
まぁ、どんな時でも「意味」を考えて
生活していると、じゅくちょーみたいな
変な人に思われますけどね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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