基礎学の国語の問題パターンは、
第二回が漢文・漢詩となっている程度です。
細かな文法の問題傾向はありますが、
第一回に備えるためには、
古文作品の総復習が必要となります。
では、具体的にどんなことをしておけばいいのでしょうか?
今日は、そんなお話です。
古文作品の内容を大まかに!?
最近ではYoutubeなどの動画学習に対して
生徒たちは抵抗なく見ることができるようになりました。
中学古文を難しすぎることなく
ざっくりと抑えるために非常によいものがあります。
e-board先生の「中学国語 古文」です。
このシリーズは全49本で構成されており、
平均しても一本の動画時間は10分以内です。
内容は非常にわかりやすく楽しいもので、
全く古文の話がわからない生徒であっても
十分に内容を掴むことができるものとなっています。
倍速で見れば、無理なく1日でみられます。
古典が苦手な生徒は、おすすめですね。
いつの時代の作品がよく出題される!?
第一回の基礎学の出題作品を振り返ってみます。
古典 | 作者/出典 |
H25年度 | 編集者未詳 /『宇治拾遺物語』 |
H26年度 | 清少納言 /『枕草子』 |
H27年度 | 兼好法師 /『徒然草』 |
H28年度 | 兼好法師 /『徒然草』 |
H29年度 | 兼好法師 /『徒然草』 |
H30年度 | 編集者未詳 /『宇治拾遺物語』 |
R元年度 | 編集者未詳 /『十訓抄』 |
R2年度 | 編集者未詳 /『堤中納言物語』 |
R3年度 | 編集者未詳 /『御伽草子』 |
R4年度 | 編集者未詳 /『宇治拾遺物語』 |
R5年度 | 兼好法師 /『徒然草』 |
徒然草が圧倒的ですね。
徳島県の国語の教科書は全て光村書房のものです。
中2で徒然草が掲載されていることもあるでしょうが、
かなり偏っています。
時代的にも、鎌倉時代の作品がほとんどで、
枕草子が平安時代で、
御伽草子が室町です。
出題傾向としては!?
最近では、
作品の時代を問う問題などもあり
作者名を漢字で書けるだけでは十分ではありません。
ジャンルなども知っておくとなお良いでしょう。
平家物語は特に、「軍記物語」として有名です。
「紀行文」では、奥の細道。
枕草子や徒然草は、「随筆」ですね。
もちろん、現代仮名遣いも出題されるでしょうし、
台詞の抜き出しや、台詞の始まりなどの
ベタな問題もあるかもしれません。
備えあれば憂いなし。
係り結びもしっかり復習しておきましょうね。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!