某中学校が第3回から平均点を出すことを
伏せるようになりました。
これで集まる情報としては全て出揃いました。
このデータから、今年の高校入試の
状況を考察してみようと思います。
今日は、そんなお話です。
平均点はかなり下がっている!?
高校受験をしないであろう
某中学校の平均点を除いたものが
受験生に該当する平均点となります。
そうすると、
例年の第3回の基礎学の平均点と比べると
ほとんど20点近く下がっている
計算となります。
このことから、
基礎学ベースで考えれば
例年の各高校のボーダーより
20点近く下がってしまうのではないか
という安易な予想が立ちます。
果たして実際はどうなのでしょうね。
学校の先生方が持つ、
基礎学のデータ一覧表を私も見てみたいものです。
「とくもし」の得点分布表によると!?
「とくもし」の難易度は、
かなり今回の第三回基礎学と
似通ったものがありました。
塾に在籍する生徒が対象の模試ですから、
平均点としては高めに出るので
そこはあまり基礎学との比較は
相関的なデータとして考えなくてよいでしょう。
しかし得点分布に関しては、
その難易度に対して何人が
その得点帯域にいるかが分かりますから
かなり貴重なデータとなります。
ざっくり申せば、
「とくもし」の受験者988名中
400点オーバーが約40名。
県全体に換算すると、
5,088人が県内の進学希望生。
約5倍すれば、県内の想定される
得点帯域の人数となります。
ということで、
基礎学で400点オーバーの生徒人数は
おおよそ200人と言う予測がたちます。
それぞれの帯域人数を高校定員に当てはめると!?
400点オーバーの生徒約200名を
・市高理数科
・城東
・城南
・城南応用数理科
・北高国際英語
・各校の学区外受験
に分配してみると、
まったくその定員を満たすことはありません。
・380〜400点の帯域の生徒数
・360〜380点の帯域の生徒数
・340〜360点の帯域の生徒数
・320〜340点の帯域の生徒数
・300〜320点の帯域の生徒数
これらの帯域の生徒数を
偏差値に準じた高校の定員に分配すれば
その高校のボーダーがみえてきます。
あくまで予想ではありますが、
ある程度数値的な根拠のある
予測だと考えています。
さぁ、塾内の生徒や保護者たちに
緻密に計算してみたこれらのデータを
共有していこうと思います!
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!