共通テストでもそうですが、
英検においてもリスニングの
点数のウエイトが大きくなっています。
共通テストは200点中100点が
リスニングの配点ですから
高得点はリスニングの点数無くして
狙うことはできません。
そして、苦手だという相談たくさん受けますが
十中八九「あること」をしておらずに
苦手だと言っているのです。
その「あること」とは何なのでしょうか？
今日は、そんなお話です。
あなたの言葉は文字からスタートしたの！？
記憶があるならさかのぼってみましょう。
あなたが母国語であろう日本語を
身につけていったときのことを。
お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんが
あなたに何やら呪文が書かれたような
板を見せて指さしています。
「〇〇ちゃん！これが「あ」よ！」
「これが「ママ」という字よ。言ってごらーん！」
「これ「ばあば」！これ「じいじ」！ほな、しゃべってしゃべって！」
こんな記憶が出てこようものなら、
会話をするのをやめたくなりますね(笑)
赤ちゃんのとき、文字から言葉を学ぶことが
いかに異常であることはご理解いただけるでしょう。
では、英語学習はどうでしょうか？
もちろん、文字を認識できる脳は発達しています。
しかし、人によってはアルファベットがなかなか認識できず
それと音が結びついていないことはよくあることです。
以下の文字を覚えてみよう！？
実験として、以下の文字を覚えてみてください。
『صباح الخير』
カタカナで読み方を表すのなら
『サバーフ・アル・ヘイル』
となります。
意味はアラビア語で、
「おはようございます」
です。
簡単でしょ？すぐに覚えられるはずです。
ちなみに、アラビア語は右から左へ
文字を記す言語ですから
読み方も右から左へと読み上げます。
英語が苦手だという人の見えている世界は、
このような視界が広がっている可能性があるのです。
そもそも文字として認識があまりできない。
そして、その文字がどんな音になるのか理解できない。
故に単語や文法を覚えるどころか、
混乱しかないという場合もあるのです。
文字認識ができた次は、まずは発音！？
リスニングが苦手な相談者は、
「発音」をしていないという場合が
ほとんどとなっています。
驚くことなのですが、
発音ができない状態で
どうやって英語を学んでいるのか
じゅくちょーには理解ができません。
読めない英単語を並べて、
どのように法則を理解していっているのでしょうか。
いや、理解できていないから
苦手になっていくという流れなのでしょうね。
そして、発音をしているという生徒であっても、
日本語読みやロボット読みで発音をしており、
リスニングで流れてくる音と
自分が認識している音とのズレが理解できずに
結局聞き取れないという状況に陥っています。
まずは、英単語の文字と音の練習から。
発音を聞きながら文字を読むという、
「耳で見る」作業。
そして、文字を見ながら発音をするという
「目で言う」作業。
最終的に、手で書きながら読むという、
「手で読む」作業。
自分が自分の母国語を身につける時と
同じような流れで言語を身につければ
自然とリスニングも上達していきますよ！
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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