作業暗記型の学習から、
意味理解型の学習へ。
これはじゅくちょーが常日頃
生徒たちにもブログにも
綴っている言葉です。
しかし、この言葉の意味が
いまいちよくわからないというのが
現状ではないかと思うのです。
「こういうことやで。」
ということが、お伝えできればと。
今日は、そんなお話です。
算数を言葉で考えてみる!?
おそらく、
小学校の算数から詰まってしまっていると
自分で自覚できている人は
多くないと思います。
中学に入ってから数学で詰まってしまう原因は
小学算数の概念理解ができていないことが
ほとんどである場合が見受けられます。
では、以下のような問題があたっとしましょう。
【問題】
8に6をかけた数を①とする。
54を9で割った商を②とする。
7よりも3小さい数に3をかけた数を③とする。
6と10のちょうど真ん中の数に、13から6を引いたかずをかけた数を④とする。
5にある数をかけた積が25となるある数に、その同じ数で割った答えを⑤とする。
①を②で割り、その答えで③か④を割ったときに割り切れるときの答えに⑤を足した数を答えよ。
どうでしょうか?
答えは出ましたか?
機械的にできるけど!?
算数や数学は、
数式を機械的に解くことで
答えだけは導き出すことが
できてしまう面があります。
しかし、その数式の本来の意味が理解できて
その答えが導き出せることと、
意味もわからず答えだけ出すことができるのとでは
まったく学力に及ぼす影響はことになります。
上記の問題は、数式で表してしまうと
非常に簡単に解けてしまうものです。
しかし、言葉でこのように説明されると
よく分からなくなってしまい、
言葉を数式で言い換えたり
図に置き換えるということをしないことで
答えに辿り着けなくなったりもするのです。
結局は、「言い換えられるか」!?
意味がわかっている状態であるかを
簡単に判別するために、
「学んだ内容を説明してもらうこと」
「学んだ単元を例え話にしてもらうこと」
「学んだことを図などに直してもらうこと」
が有効であると言えます。
言い換えることで、その内容の輪郭が明確になり
逆に不明瞭な部分が浮き彫りになったりもします。
課題を解くことや丸をつけること、
仕上がっていることや完了していること、
これらが目標となると
学力を身につけることから離れてしまいがちです。
「つまり」「さらに」「ってことは」
学んだことに対して、
いつもこのようなツッコミを自分に
してあげることが習慣化していくことで
理想的な学習の仕方に近づいていきます。
一人漫才でもいいのです。
誰かに聞いてもらうでも構いません。
人形でもいいですし、SiriでもOKです。
おしゃべりAIでもいいですから、
言い換えて説明してみることに
挑戦してみてくださいね!
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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