さて、先週は四国圏内の
国立大学の合格点比較を行いました。
本日は、地元は徳島大学を
徹底比較してみようと思います。
データとしてはセンター試験ラストの
5年間分のデータを元にしています。
学部によっては4年間のデータの場合も。
共テや個別試験の得点を公表しない学部も。
5年間で、配点が変わった学部も。
データとしては心許ないものではありますが、
ご参考程度にご覧ください。
今日は、そんなお話です。
過去5年間の最低合格点・合格平均点の比較!?
まずは、比較するためのデータをご覧ください。
なお、ランキングは全て得点率で並んでいます。
5年間で、配点も合計点の換算率も
変わった学部もあります。
しかし、
5年間の得点率の平均で算出した
ランキングですので、
ある程度の目安にはなるかと思います。
あなたの目にはどのようにこのデータが
映るでしょうか。
平成感覚からの違いは!?
そもそも、国立大学で合格得点率が
学部によっては50%を切っているという事実に
衝撃を感じる親御さんもいることでしょう。
このような得点率という切り口で
受験というものを考えると、
地方国立大学に対するイメージは
かなり大きく変わってくるかもしれませんね。
特に共通テストへの変更以降、
学部によってはボーダーが1割ほど
下がっているところもあります。
センター試験から共通テストの
平均点の策問設定が6割から5割へと
変わっていることが、ダイレクトに
ボーダー低下という結果につながっています。
もちろん、難関大学のボーダーは
それほど大きな変化はありませんが。
特徴を切り抜いてみると!?
全学部の中で特徴的な点数データを見せるのは、
生物資源産業学部と言えるでしょう。
共通テストの得点割合は低い傾向にありますが、
個別試験での得点割は非常に高い結果となっています。
得点の配分が特徴的なのです。
個別試験350点満点のうち、
化学基礎・化学:200点/面接:150点
という配分なのです。
徳島大学の一般前期試験の中で、
個別試験で面接が得点に含まれるのは
この生物資源産業学部だけです。
共通テストで思うような結果が出ず、
かつ個別試験対策を想定しておない状態で
「面接が得意で化学なら得意」
という生徒さんであれば、
十分に逆転合格が狙える穴場学部であると
言えるかもしれませんね。
点数だけを情報源とすることなく、
その得点がどのような配分で、
どのような受験科目で方式なのか。
ここまで細かく分析して
ようやく大学受験戦略が立つのですね!
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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