今日は、イソップ童話のような例え話で
「なぜ人は学ぶのか?」
について、考えみたいと思います。
少し教育哲学的なものになりますが
説教くさくならないように
物語を作ってみました。
今日は、そんなお話です。
ウサギとカメのお話!?
昔々、ある村に
一匹の賢いカメと活発なウサギがいました。
カメはいつも本を読んで、
ウサギは草原を駆け回っていました。
ウサギはカメに、
「なんでキミはそんなに本を読むの?」
と尋ねました。
カメはにっこり笑って、
「学ぶことは未来への準備だよ」
と答えました。
ウサギは首をかしげて、
「どういう意味?」
と聞きました。
カメは一冊の本を開きました。
「例えば、
この本にはどの季節にどの食べ物が美味しいかが書いてあるんだ。
だから、
僕はいつも美味しいものを見つけられるんだよ。」
ウサギは驚きました。
「へえ、それはすごいね。
でも、僕は速く走れるから、必要ないかも。」
未来の準備!?
カメはゆっくりと首を振りました。
「速く走ることも大事だけど、
知識は君をもっと賢くしてくれるよ。
例えば、
どこに安全な隠れ場所があるか、
どんな植物が毒があるか、
学べばもっと安全に、
もっと楽に過ごせるんだ。
学びは、僕をより自由にしてくれるのさ。」
しかし、
ウサギはカメの言葉に耳を傾けませんでした。
ウサギは
「僕には関係ないよ」
と言い、本を読むことを避け続けました。
ある日、
ウサギは草原を駆け回っている最中に、
毒のある植物に触れてしまいました。
ウサギは具合が悪くなり、
カメの助けを求めました。
カメは急いで毒の解毒方法を調べ、
ウサギを助けましたが、
ウサギの体は完全には回復しませんでした。
学ばざるもの!?
ウサギは悲しそうに言いました。
「カメくん、君の言う通りだった。
僕はもっと学ぶべきだったんだね。」
カメは静かにうなずきました。
「知識は時に命を救うんだよ。
だけど、もう手遅れかもしれない。」
こうして、ウサギは自分の過ちに気づきましたが、
その教訓を活かすことはできませんでした。
カメは友を失いました。
しかし、ウサギは天国で元気に走り回っています。
自由になったのは、どちらだったのでしょう。
さて、こんなお話です。
じゅくちょーの伝えたかったことは
伝わったでしょうか?
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