大学受験について

慶應義塾大学、経済学部での英語試験!?

じゅくちょー

さすが慶應と呼ぶべきでしょうか。

なんと経済学部の英語試験の中で、

日本語読解をした上で

その内容を英語で解釈してふさわしいものを選ぶ

という非常に良問が出題されました。

もはや英語試験は、英文を解釈するだけが

求められる時代ではなくなってくるかも

しれませんね。

じゅくちょーが警鐘を鳴らし続けてきたことが

現実の入試の問題となって現れました。

今日は、そんなお話しです。

R5年度大学共通テストまで。あと149日!!

徳島県公立高校入試まで、あと195日!!

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英語の前に豊かな母国語を!?

慶應義塾大学、経済学部の英語試験。

非常に素晴らしい問題だったと感じます。

確固たる日本語読解力がなければ

解けない仕様となっています。

出題者が同学部として求めている力を、

「英語力だけでなく日本語力もある人材」

として打っ立てた強いメッセージなのでしょう。

日本語で書かれた文章を読み取って正しく解釈し、

合致する英語選択肢を選ぶという問題。

近年の入試は、設問も指示文、リード文も全て英語、

解答も英語で記述という問題が主流です。

この時流にあって、反旗を翻すかの如くの出題。

痺れました!

英語が読めることが英語力なのか!?

入試は、英語力の到達度テストではありません。

英語力以外の要素を測る問題が組み込まれても

全く差し支えはないでしょう。

そのための独自試験として一般入試が設定されている訳ですから。

安易な入試制度による英語四技能化という弊害から

外部技能試験合格という誤った改革へとつながった大学入試。

非常に興味深い問題提起しとしても受け取れます。

英語の文章をただ読み解くことだけが

英語力として認定される昨今の技能試験。

攻略方法もどんどんと発信され、

イタチごっこの様相を呈しています。

情報を得るものと得られないものとの差が

露呈する試験となってしまっているのです。

だからこそ、硬派な日本語読解力!?

じゅくちょーが国語英語専門塾を名を冠し、

開業した所以がここにあります。

ゆくゆくは、今求められる英語力としての

英会話力や英文和訳力はAIに取って代わられるでしょう。

母国語を使って表現し意見を述べること。

そもそもの言語能力こそが思考力の土台であり、

前提として問題提起をできる思考力がなければ

人材として今後は役立てないと思うのです。

経済学部で求められる英語力。

世界経済の動向を読みとこくこととは、

つまり人間の行動原理を読み解くことにつながります。

通り一辺倒の形式的なことができる語学力ではなく、

その背後にあるものを読み解くことができて初めて

今後の厳しい世の中を生き残って渡っていける

人材となるのかもしれませんね。

ちゃん♪ちゃん🎵

たろー

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