大学受験において、
これから主戦場となる可能性がある
小論文。
WEBをめぐると様々な情報が飛び交います。
Youtubeでも小論文系の動画がたくさんです。
まさに、玉石混交といったところですね。
長年、指導してきたからこそ見える世界があります。
WEBの情報だけに踊らされず、
合格者がどのような対策をし、
大学の教授側がどのような内容を求めているか。
王道の対策を進めていきましょう!
学部や学科に準じたテーマ!?
文学部なら文学部の、
社会学部なら社会学部の、
医学部なら医学部の、
その大学で学ぶことに関連する小論文の
テーマが毎年出題されます。
そして、時代に応じた時事ネタが
それぞれの切り口で工夫されています。
例えば、ある大学の小論文のテーマが以下のものです。
SNSの発達に伴って、個人が自由に意見を発信できるようになりました。他方で、ヘイトスピーチをはじめインターネット上での人権侵害が問題視されています。SNSの発達が社会に与えた良い影響と悪い影響について、あなたの考えを800字以内で述べてください。
実にタイムリーな内容ですね。
あなたなら800字でどのように攻略していくでしょうか?
自分の考えを書けば良い!?
小論文の大きな勘違いの一つとして、
「自分なりの世の中にない、尖った意見や考えを書くこと」
が挙げられます。
よくよく考えてみてください。
採点をするのは大学の先生や職員の方々です。
複数名で採点をし、点数の平均点が点数となることが
主流となっているとのことです。
このときに、生徒たち自身が自分の意見を自由に書き連ね、
世の中にない尖った意見ばかりが並んでいれば
どのように採点をし点数化すればいいのでしょうか?
小論文は、決して読書感想文ではありません。
フリースタイルで自由に自分の意見や考えを
書き連ねることが求められているわけではないのです。
問われていることに対して、
論理的に文章を構成すること。
自分の主張に対して論証と解決策を提示し、
考察として最後に自分の考えを付け加えること。
最低限このような文章構成でなければ、
点数としては見込めなものとなるでしょう。
社会とつながっておくこと!?
ニュースを見て、新聞を読む。
そして、ウェブの情報につながっておく。
時代に取り残されているような者に、
上位校への総合型選抜・学校推薦型選抜の合格は
なかなか簡単にさせてもらえなくなってきています。
社会と繋がり、社会の中で問題を知り、
自分ごととしてその問題に対しての自分の意見を持つこと。
そしてその問題の背後にある社会構造を知り、
多面的に問題を捉え考えてみること。
答えはまだ世の中にないとしても、
どうすれば解決するだろうかと思案すること。
このような普段の頭の使い方が、
いざ小論文を書くときや面接のときとなったときの
大きな差となるはずですから。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!