学び方

定期テストと模試の差

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

勉強ができているという錯覚

私が高校生の頃、定期テストの点数もよく

人よりもテスト勉強の時間をとっていたため、

てっきり勉強ができると思い込んでいました。。。

しかし、高校1年生に受けた

3回目のテストから

ある友達に順位を抜かれるようになり、

その後、1度も巻き返すことはできませんでした。

彼と私の差は?!

その友達とは中学校も同じでしたが、

決して成績がいい方ではありませんでした。

しかし、高校に入ってから明らかに勉強時間が増え、

あっという間に追いつかれてしまいました。

負けず嫌いだった私は、どうしても抜き返したくて

彼が塾に来ている時間は同じように勉強し、

必死に食らいついていたのですが、、、

クラスでは、ずっと3番あたり。

結局、上の2人には高校2年生になるまで

1度も勝つことはできませんでした。

当時は、なぜ同じ時間勉強をしても勝てないのか

答えは出ないまま、高校2年生になりました。

勉強していた“つもり”

ブログを見続けてくださっている方には、

『あれだけ勉強が嫌いだと言い続けていたのにも関わらず、

クラスで上位だったのかい』と言われてしまいそうですが。笑

定期テストは範囲があり、

その範囲をひたすら演習をしていたため

短期記憶が発揮され結果が出ていました。

そのため、私も当時は勉強できる方だと

錯覚していただけなのだと、今なら分かります。

2年生になると、今までよりも模試の回数や

受験科目も増えます。

模試を受けるたびに、

結果を見て驚愕しました。。。

いつもの定期テストでは8割以上が当たり前だったのですが、

模試では全くみたことのない点数だったのです。

それから高校3年生になるまで

必死に勉強をした“つもり”でしたが、

模試では定期テストのように上手くいくことは

なかったように思います。

何が問題なのか

勉強してきた“つもり”でも

勉強に時間はかけてきました。

しかし、『つばさ』にきて教育に触れていく中で、

本当の意味で「理解する」ということを知っていきます。

「理解している」状態とは、

言葉一つにおいてもきちんと第三者に

説明することができるということです。

例えば、社会に出てくる「国際連盟」という言葉。

第1次世界大戦後に設立され、

国際平和の維持を目的としていた組織はなんでしょう?

このように問われた場合、

多くの生徒さんは「国際連盟」と答えることができるはずです。

しかし、「国際連盟」について詳しく説明しなさい

と言われた場合はどうでしょうか?

国際連合との違いは言えますか?

常任理事国とは何か説明できますか?

国際連合の常任理事国に日本やドイツが

選出されない理由を知っていますか?

問題を見てある程度、答えを想定することはできても

言葉や現象を丁寧に説明することはできないという

生徒さんが多い印象です。

私もその1人でした。

浅い理解で勉強をしていたので、

数週間も経てば忘れている知識も増えます。

その分、またテスト前に勉強はするのですが

同じことに何時間も使ってしまっていたのです。

ここが、理解型と暗記型の勉強法による

大きな違いなのではないかと思います。

もちろん、暗記は必要なことです。

しかし、人間の記憶力には限度があります。

理解をすっ飛ばしてとりあえず覚えようという暗記型では、

全教科の細かいところまで網羅することはできません。

思考停止で、とにかく覚える、詰めるという

勉強法は絶対にやめましょう。

これでは、得た知識を使って応用や発展問題を

解くことができないからです。

特に、私のように定期テストは点数が高いけれども

模試になると一気に下がってしまう生徒さんは要注意ですよ!!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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