国からの進言により、
各大学へと理系の生徒たちの拡充を図るようにと
お達しがありました。
特に、女子生徒たちの理系進学への斡旋です。
まずは、奈良女子大に動きがありました!
女子大学に工学部が!?
国立大学の中でも特色が強い、
女子大学という名称から、
ご存じない方もいるかもしれませんが
伝統ある国立大学です。
史学部へと歴史を学ぶために
過去生徒を複数人送り出したことがあります。
この奈良女子大学は、
日本の女子大学史上初とある
工学部工学科を令和4年度から開校することになりました。
古い日本の男性主体の教育界の偏見から
女子大学の工学部の開校は避けられていましたが
重い扉が開いた瞬間となったのです。
ニーズは膨大だった!?
蓋を開けてみると、
その倍率は大人気の一言!
まだまだ、受け入れ態勢もこれからという点はありますが
前期17名募集に対して、107名の6.3倍。
後期10名募集に対して、121名の12.1倍。
凄まじい人気と呼べるでしょう。
そして、2024年度には
お茶の水女子大学でも工学部が開校予定です!
女子大の理科系学部の未来は
明るいような気がしています。
これこそいい意味での
時代の変化と呼べるのではないでしょうか?
今後も進む、大学再編の動き!?
今、大学は帰路に立っています。
旧来の古い教育から脱皮を迫られているのです。
奈良女子大学の工学部の開校も、
実のところ奈良教育大学との法人合併の波から
生まれた流れから。
不況は大学へと影響を与えています。
統廃合となる大学も出て来ているのが現実です。
通っている大学がなくなるという時代も
もうそこまで来ています。
国立大学ですら、研究費用が実用的かどうかで
予算が増減する時代となりました。
人の役に立てるかどうかは、
その研究を進めてみなければ分からないのにです。
生徒たちには、自分の興味関心のある分野の学問を
突き進めて研究するために大学という
最高学府へと進学してもらいたいものです。
高校までは、自分の役に立つための教養。
大学からは、誰かの役に立つための学問。
『教育を通して、
自分の力を社会の誰のために使えばいいのか、
それがわかる子どもを育てる』
この理念を叶えるには、
大学へと進学し「学問」を学ぶ必要があるのです!
ちゃん♪ちゃん♫
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