『むごい教育!?』
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以前もブログに書いたことがありますが、
改めて紹介しようと思います。
今川義元が幼少期の徳川家康(名は竹千代)を
人質にとったときの「むごい教育」という逸話です。
戦国時代、駿河国(今の静岡県)の今川義元は
竹千代(後の徳川家康)を人質にとりました。
義元は家来に対し、
「竹千代には、むごい教育をせよ。」
と命じました。
義元の考えを知らない家来は、
竹千代に粗末な食事を与え、
ほとんど休みなしで武術を教え込む生活をさせたのです。
これを聞いた義元は大変怒り、
このように言ったのです。
「人質の竹千代には朝から晩まで、
海の幸や山の幸あふれる贅沢なご馳走を
好きなだけ与えてやれ。
寝たいと言ったらいつでも、
いくらでも寝かせてやれ。
夏は暑くないように、
冬は寒くないようにしてやれ。
学問が嫌だと言うならやらせるな。
何でも好き勝手にさせたらよい。」
最後に今川義元はこう言ったのです。
「そのようにすれば、たいていの人間はだめになるから。」
じゅくちょーは、
『脱・教える教わる教育』をスローガンに
自分で自ら考えて行動する教育を
モットーにしています。
いい意味で「自由」です。
悪くいえば「放任」となるでしょうか。
やらされることが大嫌いだったじゅくちょーは
自分で選んだことなら責任を持って取り組めると
考えています。
ですが、責任を与えられることなく
自分で決めるという経験をさせてもらっていない
子どもたちは本当に最近は多いようで、
自由に自分で考えるということ自体に
苦手意識を持つ生徒たちが増えてきているように感じます。
「むごい教育」、
これは甘やかし教育と言っていいでしょう。
甘やかすことは、その者ができることも
周りの大人がやってしまうこと。
これは親切心でやってあげる場合も含まれます。
自分自身にも当てはめて
気をつけなければならないことですね!
ちゃん♪ちゃん♫
学校