私が高校生の頃、受験する大学を決めることは
その先の将来の職業を決めることだと思っていました。
だからこそ、まずは将来何になりたいのかを決めてから、
その夢を叶えられる大学を探す。
私の場合は、「教員になりたい」が当時の夢だったので、
教員免許が取れる大学に進学しました。
ですが、今は『つばさ』にいます。
今でこそ、教育に関わらせていただいていますが、
前職では、洋菓子店や地域創生事業を行う会社にいました。
さまざまな職種、業界で働かせてもらい、
いろんな現場を経験してきました。
どれも今の私を形成する大切なものであり、
後悔していることは一つもありません。
ですが、この未来
高校生の頃に見えていたかというと
全くそうではありません!!
教員を目指していたのですから。笑
私の大学の同級生も
転職している友人がかなり増えてきました。
大学という環境は、本当にすごいです。
高校生までに出会う人の何倍もの人たちと出会い、
その分のさまざまな価値観に触れることができます。
大学の授業以外の環境でも、
人と出会い、活動に参加することもあるでしょう。
その度に、自分の考えが変わることもあるはずです。
変化が激しい現代において、
高校3年生の時点で
大学卒業後の未来を予測することは、
不可能に近いと私は思います。
では、どういうことで大学を決めるのか。
今考え得る中で、
・一番興味のあること
・理想としている生活(都会に住みたいなど)
・自分に合う環境(友人がそばにいる)
など、自分の関心ごとや理想を軸に
考えてみるのもいいのではないかと思います。
もちろん、「卒業後の就職に有利な大学」が
自分の中で軸になるのであれば、
その軸に合った大学を探すこともできます。
ですが、今すぐ一生の職業を決めて
そして大学を選ばなければならないと思っているのであれば、
そんなことはないよと言ってあげたいです。
「興味のあることすら分からない」
「どこに住みたいとかない」
という人もいるかもしれません。
直前になって焦って決めなくていいように、
普段から自分の興味・関心について
アンテナを張ってみてください!!
そこからヒントが得られるはずです。