『問われていることに正確に答える』
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国語の読解指導において、
生徒たちが最も多く間違える傾向は
「問われていることに答えていないミス」
です。
「どのようなことかを答えよ。」
→「〇〇している」
「どんな気持ちであるかを答えましょう。」
→「〇〇すること」
「そのようにした理由を答えなさい。」
→「〇〇な△△」
ギャグかと思いますが、
450点を超える成績を取ってくるような生徒であっても
このような解答を書いてくる生徒は
本当にたくさんいます。
いくら小難しい内容の文章が読めたところで、
設問に対して問われていることに答えられないのであれば
いくら頑張って読解力をつけたところで
正解にはなりません。
いかに生徒たちが自分本位で
文章を読んでいるかということがよく分かります。
ですが、これは生徒たちだけの問題でしょうか?
よく聞く会社内でのグチでも似たようなことはないでしょうか?
「〇〇さん、まったく指示したことをやってくれないのよ〜。」
「△△くん、マニュアルに書いてあることだけをやってくれればいいんだよ。」
「新人の□□、どうして言ったこととやってることが違うんだい?」
これらは、上記の問題と本質的には似通ってるかもしれませんね。
お勉強としての点数は問題なくよくできる。
しかしながら、問われていることに正確に答えられないことが原因で
仕事の基本的なことがままならない。
これでは、顧客をかかえる職場においては大問題になりかねませんよね?
『つばさ』では、地味な指導にはなりますが
必ず設問の条件や指示に具体的なチェックを入れる指示をしています。
頭の中で解釈していることと、表出していることに食い違いがあれば
それを修正するのは指導者の役目となるからです。
問われていることを、明確に「見える化」することで
自分が答えなければならないことに対して意識を向け、
自分本位で答えを書いてしまうミスを防ぐことができます。
ほんとうに地味な指導にはなりますが、
国語の成績が高い子たちは
この指導をしなくても「当たり前」のように
解答用紙をチェックで汚してくれています。
国語の成績に課題がある生徒ほど、
まっさらな解答用紙のまんまで
採点にもってきますし、テストの解答用紙もそうです。
さて、あなたは「問われていることに正確に答える」
ことができているでしょうかね〜!?
ちゃん♪ちゃん♫
学校