『難化する、中学英単語・熟語とは!?』
さぁ、公立高校入試まで30日を切りました。
毎日繰り返し、何度も何度も
あくなき自己成長のために演習を繰り返している受験生。
頭が下がります。
中3基礎学はもちろんのこと、
実力テストでの英語の平均点の下がり方が
今年はかなり大きいのが特徴です。
もちろん、問われ方が難しくなり
共通テストのような問題形式にはなっています。
ですが、共通テストの唯一の救いは
「よく読めば分かる」
ということなのです。
では、中学生の英語のテストにおいて
何が変わってきているかを、
教科書がどのように変わったのかという側面から
分析してみたいと思います。
中学の英語の教科書に英検1級相当の英単語が!?
昨年まで徳島市内で採用されていた
東京書籍の「New Horizon」で分析をしてみました。
以下の示すのが、英検の3級以上に相当する
新しい教科書に追加された英単語のリストです。
![](https://tokushima-tsubasa.com/ace-striker/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-07-14.07.45-1.png)
難化するのも当たり前!?
以前の教科書にも英検2級相当の英単語は
多くみられていました。
というよりも、英検2級程度であれば
文法だけ高校内容が終わっていれば
中学教科書の隅から隅まで単語と熟語を覚えていれば
十分に合格できるほど、教科書はよくできています。
一昔前にはなりますが、
富岡東高校から6名の東大合格が出たときも
そのときの英語の指導方針は、
徹底した教科書指導でした。
単語も教科書内から覚えさせるという
徹底ぶりだっと記憶しています。
もうすでに、新しい教科書のレベルが違うのです。
従来型の英語対策では点数はおろか、
長文を読み解くことすら難しくなってきているのです。
やはり、公立高校入試においては
過去問対策というものが
あまり役に立たなくなってきている感がありますね。
もちろん、徳島県の英語のレベルが低すぎたという側面は
否定できない事実です。
よって、過去問全てが対応できないというわけではなく
他県の過去問を選定し、
効果的な過去問レベルで演習をすることが求められるでしょう。
じゅくちょーが個人的に好きな県を挙げるとするならば、
- 北海道の学校裁量問題
- 宮城県
- 秋田県
- 埼玉県の学校裁量問題
- 東京都立系高校(ぐっと難易度は上がりますが)
- 福井県B問題
- 滋賀県
- 島根県
- 佐賀県学校裁量問題
などでしょうかね。
英単語や英熟語の当たり前の基準を上げるためにも
徳島県以外の過去問に取り組んでおくことを
激烈におすすめしておきます!
ちゃん♪ちゃん♫
学校