大学共通テスト

どれを取ろうか、日本史?世界史?地理?(2)

 

じゅくちょー
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今日のお品書き

『どれを取ろうか、日本史?世界史?地理?(2)

 

大学入試共通テストまで、あと61日!

公立高校入試まで、あと114

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さて、昨日の続きの内容です。

コスパ面だけを比べると地理選択が

圧倒的なような気がします。

 

ですが、その点数層も考えての選択も

重要な要因となるはずです。

地理でよく言われることは、

「一般常識的な世界地理の知識があれば、

その場で与えらえたデータから答えが選び取れる」

との声が上がります。

 

確かに、7割近くまでは

本当にコスパ良く順当にいくことができるでしょう。

中には地図好きや地球儀好きの生徒も多く、

世界の地理図鑑などの情報盛りだくさんの

学習図鑑を読んで育ったことで

ノー勉強で8割まで取れたというような話もあります。

 

ですが、地理で8〜9割超えは運ゲーと言われるほど、

難しいことであるのも事実です。

それほど対策をしなくても点数が上がってきただけに、

基礎からみっちりと積み上げる感覚が地理には持てず、

「地理には時間がかけられない」という意識から

8割越えが難しいというのが実際のところかもしれません。

 

そして何と言っても、地理選択では

受験できない大学があるということが挙げられます。

私立大学文系学部の一般入試は、3科目受験が一般的です。

英語と国語と、地理・歴史・公民・数学の中から1科目受験で、

ほとんどの私立文系の大学はこの中かから選ぶことが可能です。

このとき、日本史と世界史はほぼ全ての私大文系で選択することができます。

ですが、地理に関しては選択できないことが多いので注意が必要です。

特に、地理を選択できる大学・学部・学科は、

早稲田大学では教育学部文科系(A方式)のみ、

慶應義塾大学では商学部(A・B方式)のみに限られるなど、

日本史・世界史と比べてはるかに制約が大きくなります。

 

また、国立大学の二次試験においても、

ごく少数ではありますが地理を選択できない大学があります。

たとえば、筑波大学(社会・国際学群・社会学類)や

千葉大学(文学部・史学科、日本文化学科、国際言語文化学科/国際教養学部)、

東京外国語大学(言語文化学部/国際社会学部)、

東京藝術大学(美術学部・芸術学科)などでは、

地理を選択することができません。

 

話は少しそれますが、神戸大学の経営学部は

共通テストにて倫理の選択が求められるというレアケースもあり、

大学進学先を早めに決めておいて対策をするとは、

必要教科や必須科目を調べることまでして「対策」ということになります。

 

いかがでしたでしょうか?

単純にコスパがいいからという理由で

地理選択ということをすると、

後々後悔する場合もあるということを念頭に

選択をしてみてくださいね。

 

で、最後にじゅくちょーの個人的な意見としては

「自分の好きな教科やフィーリングで選ぶのもあり」

ということです(笑)

興味関心があれば、今まで書き連ねてきたようなことは

全て度外視して習得できることもありますから。

あくまで参考までに止めておいてくださいね〜!

ちゃん♪ちゃん♫

 

たろー
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