『人口動態調査とは!?』
大学入試共通テストまで、あと219日!
公立高校入試まで、271日!
厚生労働省が実施している、人口動態調査。
日本の人口の推移に関するデータがまとめられています。
つい先日、芸能人夫婦の死産が話題となり
日本の最近の死産数や死産率を知りたくなりました。
データとしては、令和元年のものとなっていますが
出生数:865,239人
自然死産:8,997人(約1%)
人工死産:10,457人(約1.2%)
となっています。
データから考えると、
100組に1人が自然死産となる計算となり
ほぼ100組に1組の妊娠の割合で中絶を選ぶことになります。
じゅくちょーが生まれた1982年のデータをみてみましょう。
出生数:1,515,392人
自然死産:44,135人(約3%)
人工死産:33,972人(約2.2%)
データから考えると、
100組に3人が自然死産となる計算となり
ほぼ100組に2組の妊娠の割合で中絶を選ぶことになります。
人口の出生数はおよそ半分になりました。
そして自然死産の割合は3分の1に。
人工死産率は約半分になりました。
助産医療技術も発展を遂げたのでしょう。
じゅくちょーの姉もかつて、淀川キリスト教病院にて
NICU(新生児集中治療室)で長年看護師として従事していました。
姉から聞く現場の努力や技術は本当にすごいものだと驚きました。
この人口動態調査の統計の中には、
何歳以上の方が何が原因でなくなっているかというデータもあります。
もちろん、原因不明というデータや
複合的な要因でなくなったというデータも含まれています。
今、ワクチン接種における関連の疑いがあるとの
死者数が話題になっていますが、
データだけから判断すればその指摘は疑わしいものです。
来年度の高1生から新しく「情報」という科目が追加され、
このようなデータから何が読み取れるのかという思考を
育んでいく取り組みがなされます。
玉石混交の情報過多社会において、
正確にデータを読み取りそこから何を見出すかというスキルは
今後もっと重要になっていくのでしょうね。
テレビやネットの情報に惑わされることなく、
一次情報に当たってそれを読み取る習慣を
子どもたちには持っていってもらいたいものです。
(でも、これって生きづらい世の中ですよね〜!?)