分かりやすい授業。
理想的ですよね?
じゅくちょーも予備校的な塾で15年間、
教壇に立ち一斉授業をしてきました。
自己研鑽に次ぐ自己研鑽、
そして生徒たちがいてくれることで
技が毎年磨かれてきたように思います。
ですが、授業で生徒たちは
伸びているのではないと気づいたのです。
- 12月の冬休み前に、移転が決定しました!
- 移転に伴い、若干名の生徒募集を行います。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
- 日本史と世界史が大好きな図書館司書さん!一緒にスタッフとして、塾に図書室を作りませんか?
「分かる」と「解ける」は別物!?
分かりやすい授業では、
あたかも生徒たちは「分かった気」になります。
「分かった気」になっているから、
それほど演習量をこなそうとはしないのです。
バッティング理論を見たり聞いたりしても、
実際に打席に立ってピッチャーの球を
打てるようにはならないのと同じでしょう。
授業解説をきっかけとして始める演習!?
「分かった!」と思ったのなら、
実際に解いてみる習慣を持つことが必要です。
「ああ、なるほど!」と思ったとしても
脳内で「思っただけ」に過ぎません。
本当に深い理解ができたのであれば、
実際の問題においても「解ける」ようになっているはずです。
ですが、解答に至るまでには
乗り越えなければならない壁が立ちはだかります。
解答に至るまでの壁とは!?
実際の問題には、
解答が一瞬にして分かる「直結問題」と
回り道せねば解答への道筋が見えない
「迂回問題」があります。
問題に与えた情報やデータ、ヒントなどは
例えるならレゴブロックのようなものです。
それを組み合わせて何かしらのカギを作り、
そして扉の鍵穴に挿してみて試行錯誤させる
問題もあるのです。
この鍵穴を見つける目と、
ブロックの組み合わせの試行錯誤の
経験値を貯めるのが問題演習となります。
Youtubeや映像授業、そして上手い授業をする講師、
分かった気にさせるプロたちの甘い誘惑にしっかりと乗り、
そこから自分の足で演習へと歩みを進められれば
成績向上のフラグは立ったようなものですね。
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。