皆さんの周りには、
駄菓子屋さんはありますか?
遠足のおやつの金額制限も、
子どもたちの算数の力を増やすことに
一役買っていたように思うのです。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
- 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
- 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
消費税も計算力向上に役立った!?
小学生のときに、消費税が導入されました。
竹下内閣のときだったでしょうか?
3%の消費税の計算がやたら得意になったことを覚えています。
現在は10%となったことで、
計算も非常にしやすくなりましたね。
ですが、この10%の消費税どころか
10倍の計算や10分の1の計算も
パッと分からない子どもたちも増えつつあります。
直感的・感覚的なものが、思考を奪っている!?
世の中は確かに便利になりました。
もう今更昭和の時代に戻りたいとは思いません。
ですが、便利すぎる世の中となり、
手や頭を使って「工夫する余地」がなくなっているように
感じるのは私だけではないはずです。
料理は特に、工夫の宝庫であり
算数の概念を体験を通して学べる最高のものです。
重さの感覚、指先の感覚、道具を使う感覚、
温度の感覚、濃度の感覚、変化の感覚など。
料理をしないという選択をするだけで、
学力に影響を与えるであろう学びを
放棄しているとも考えられるのではないでしょうか?
お釣りの概念がなくなる電子マネー!?
電子マネーを使って、コンビニで駄菓子を買う姿が
報道番組などで見られるようになりました。
いくら分を買うという概念もそうですが、
お釣りという概念が電子マネーでは必要なくなります。
実際に、都会では電車に乗るようのICカードで
お小遣いをチャージするご家庭もあるようで、
小学生の中では、わざわざお釣りの概念を
指導するようなことになっていることもあるそうです。
便利さの功罪を問うても仕方がありません。
今までの生活の中で経験や体験として自然と身につけた概念を
別の形のものとして、子どもたちに味わってもらいたいものですね。
ちゃん♪ちゃん♫
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