昨日は教科別の平均点と昨年度、過去５年間との平均点比較をさせていただきました。
もう一度復習しておきましょう。
では、本日は各教科別の教育員会の問題概要説明を見てみることにしましょう！
どーも、塾講師歴１７年、３７歳３児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 高３生：あと２名で定員です。
- 高２生：あと２名で定員です。
- 高１生：募集は締め切りました。
- 中３生：あと５名（今年度の中３募集は10月末まで）
- 中２生：あと３名で、定員です。
- 中１生：あと４名で、定員です。
- 小４-６生：あと若干名、お受けいたします。
国語の成績結果概要
平均点は５７.５点。
過去５ヵ年の平均点に比べて５.４点低く、昨年度より５.１点低い点数です。
漢字・語句・文法等の基礎的・基本的な知識や技能の定着の程度を見る問題は、概ね良好な結果であったようです。
一方で、以下のタイプの問題。
「語句の意味を踏まえてふさわしい言葉を条件に沿ってまとめる記述問題」
「複数の資料を元に情報を整理してまとめる記述問題」
これらにについては、誤答が多くなる結果となったみたいですね。
数学の成績結果概要
平均点は４６.０点。
過去５ヵ年の平均点に比べて０.１点高く、昨年度より０.１点低い点数です。
「数と式」「図形」「関数」「資料の活用」
これらの学習内容の基礎的・基本的な知識や技能の定着を見る問題です。
この点に関しては、良好な結果であったとのこと。
一方で、日常生活における事象を題材とする問題。
いわゆる、「日常に数学を関連づけ図形の面積や体積を求める問題」や
「思考力を必要とする関数や図形の問題」は、誤答や無回答が多かったみたいです。
社会の成績結果概要
平均点は６１.２点。
過去５ヵ年の平均点に比べて４.７点高く、昨年度より６.４点高い点数です。
「露天掘り」「グローバル化」「法隆寺」などの、知識を再現する問題や簡単な資料な読み取り問題。
これらの問題では、選択問題だけでなく記述問題においても、良好な結果のようです。
一方で、以下のタイプの問題。
「近世における歴史事象の並べ替え」
「古代の東アジア情勢について正しい組み合わせを選ぶ問題」
これらにについては、誤答が多くなる結果となったようです。
また、「資料から読みより、知識を関連付けて考察し、表現する問題」。
これに関しては、無回答が多かったみたいです。
今の生徒たちには『活用』系の応用問題には課題があるということでしょうね。
理科の成績結果概要
平均点は６０.５点。
過去５ヵ年の平均点に比べて６.９点高く、昨年度より６.１点高い点数です。
「食物連鎖」「消費者」「胎生」「Ｐ派」「音源」「分解」などの語句問題。
これらのような基礎的・基本的な知識の定着を見る問題は良好な結果だったようです。
一方で、以下のタイプの問題。
「反応せずに残っている炭酸水素ナトリウムの質量を求める問題」
「与えられた値と飽和水蒸気量のグラフを元に、霧が発生し始めたときの気温を求める問題」
これらにについては、誤答が多くなる結果となったみたいですね。
英語の成績結果概要
平均点は５５.８点。
過去５ヵ年の平均点に比べて１.９点低く、昨年度より１.６点低い点数です。
まず、リスニング問題に関して。
「短い質問を聞いてその後に読まれる応答文の中から答えを選ぶん問題」
「発表内容に応じて該当する絵を並べる問題」
様々なタイプの問題に対して、全体的に良好な結果だったようです。
また、「表現力を問う条件付きの自由英作文の問題」、
そして、「英文の文脈を理解し全体の内容に関して問う問題」も
良好な結果のようです。
一方で、以下のタイプの問題。
「英文の内容を書き換えた文章の空所に入る語句を答える問題」
「対話が成り立つように２語の英語を加えて正しい語順で英文を完成させる問題」
これらにについては、誤答が多くなる結果となったみたいですね。
じゅくちょーの感想
端的に言えば、
「簡単な語句の知識問題はできてる」
「活用系の思考力問題には対応できていない」
ということでしょうかね。
教育委員会の皆さんも問題分析をしっかりとしてくれています。
このおかげで、前年度からバージョンアップした問題が作られているわけです。
さてさて、今年の問題は如何様になるのでしょうね！
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。
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