第二回の基礎学は、大問3〜4題構成です。
第一回よりも比較的、知識問題が多い印象です。
逆に言えば、広範囲から出題される知識系の問題に対応する必要があります。
チリツモで30点ほどは配点があるので、甘くは見えません。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
第二回基礎学は、俳句も文法も漢字も広範囲!
小説や随筆、評論文の大問の中に、漢字はもちろん、文法や俳句の知識が散りばめられた中身が特徴です。
俳句であれば、「初句切れ」「切れ字」「対句」などの知識はもちろんのこと、季語などの知識も問われます。
和歌が仮に文中にあれば、「係り結び」「枕詞」などの知識も欠かせないでしょう。
漢文・漢詩に関しては、過去6年間を分析すれば被りはありません。
「賈島・韓愈」「李白」「子路」「韓非」「李商隠」の順で出題されています。
ことわざになっている題材のものや、故事成語となっているものが多い印象です。
故事成語の題材の漢文を重点的に演習すれば、損はないかもしれません。
第一回が入試形式に変わったから、第二回も?
第一回の傾向が入試パターン出題形式に変わりました。
第二回もその可能性は十分にあります。
漢字関連の知識問題が大問1に集約されると、読解問題の難易度が高くなる傾向があります。
そして第二回は随筆と評論文の組み合わせが多く、文章内容も少し取っつきにくいかもしれません。
読解力は、単純に本を読めば上がるというものでは決してありません。
本も読み方が大切ですし、本よりも最近では図鑑や資料集、それに準じたネット検索の方が語彙力はもちろん、語彙の枝葉の広がりという点では有益なるでしょう。
国語の読解力の一歩めは、文章内にしか答えはないという点を抑えること。
頭の中には答えはないことを肝に命じなければなりません。
本文内の表現から「どういう読み方をしても、これにしか答えは決まらない」という意識を常に持つことが、国語の点数力アップの決め手になるでしょう。
自分の感じ方や自分の意見などは、国語の点数には全く反映されないどころか、点数は必ず下がります。
大学入試の二次試験には、逆に自分の意見が最も大切であったりすのですが(笑)
作文も工夫が感じられる!
昨日の記事のように、作文は別個の作文のみを問う問題は少なく、本文内の文章を読んでの作文が多くなっています。
一見、思考力を問い、自分の考えを述べさせようとしているように感じます。
ですが、フリーダムで作文を書かせると採点に誤差が生じてしまいます。
やはり、テーマがあり、段落構成は細かに指定されます。
条件を必ず守り、フォーマットに則って作文を仕上げる必要があります。
基礎学レベルの作文程度であれば、一週間の演習で見違えるように変化します。
全く書けないという生徒のための教材もありますから、1ヶ月あれば十分です。
伸び代は、国語にあり!
必要なポイントを、必要な分だけ対策すれば20点アップは無理ではありませんよ!
特に第一回で50点を下回った生徒は、伸び代しかありませんよね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
現在、第一回基礎学力テストの学校別平均点のデータを集めております。
もし、ご協力いただける方は、弊社メールアドレスまでお送りください。
正しい情報で生徒自身が自分の進路を選べるための貴重な情報です。
もちろん、匿名で結構です。
j-e-specialized-school@tokushima-tsubasa.com
または、ご利用になりやすいSNSからでも結構です。
集めたデータは、10月27日(日)のセミナー時に無料でご配布いたします。
【フォーマット】
「 中学校」
合計平均:「 」点
国語平均:「 」点
数学平均:「 」点
社会平均:「 」点
理科平均:「 」点
英語平均:「 」点
2019年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。
次回のイベント情報は、こちらの記事を!