国語学習について

国語の設問をどう読むのか?

 

いきなり、

 

「あなたの考えを聞かせて!」

 

と、言われてあなたはどう感じますか?

 

「えっ!?何について?」

 

と、感じることができない生徒が

 

国語読解ができないタイプの生徒です。

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、36歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。

 

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よくある問題例を見てみましょう。

 

傍線部①で、「環境への高まる関心」について、タカシが考えている具体的な内容について、一五字以内で本文中から抜き出して書け。

 

という設問があったとしましょう。

 

このような問題を苦手としている生徒の多くは、

 

「ほな、この設問でポイントとなる部分に線入れてみ。

 

いつも言よるように、チェックの目的は

 

問題を解きやすくするためのテクニックやからな。」

 

と、伝えたときに以下のようなチェックをします。

 

傍線部①で、「環境への高まる関心」について、タカシが考えている具体的な内容について、一五字以内本文中から抜き出して書け。

 

「ほな、もう一度よく読んで、このチェックをすることで

 

問題が解きやすくなるかどうかを考えて、

 

これでオッケーなら教えて。」

 

「大丈夫です。これでオッケーです!」

 

 

 

こんな状態では、そりゃ仮に

 

頭を使っていたとしても

 

なかなか答えが見つからないどころか

 

見当違いの解答となってしまいますよね?

 

主人公がタカシだとすると、

 

本文全体が「タカシの考え・思い」の塊です。

 

その中から、『タカシの具体的な考えを書け』

 

なんて指示があったとしても

 

「なんのについての考えやねん!?」

 

と、つっこみたくなるのが当たり前と言うもの。

 

設問を読み、何を問おうとしているのかを

 

明確にしないまま、本文に飛びつき

 

答えを妄想する生徒たちが多くいます。

 

 

兎にも角にも、

 

国語読解の最も重要なテクニックは

 

『正しく問い立てせよ、さすれば

 

正しい答えが導かれん。』です!

 

 

 

こと、人間関係においては

 

正しく問い立てすることは

 

非常に難しいことではありますがね(笑)

 

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

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