じゅくちょー

「大学受験」と聞くと、

多くの人が学力テスト一発勝負の

厳しい一般入試を思い浮かべるかもしれませんね。

しかしながら、文部科学省が発表した

「令和7(2025)年度国公私立大学・

短期大学入学者選抜実施状況調査」

によって、その常識が過去のもの

であることが明らかになりました。

4年ほど前から大学入学者の過半数が、

一般入試以外の方法で進学している

という衝撃的な事実が示されたのです。

調査結果から見えてくる

「大学入試の今」に関する、

特に驚くべき4つの事実を

分かりやすく解説します。

今日は、そんなお話です。

大学入学共通テストまで、あと36日!!

徳島県公立高校入試まで、あと70日!!

R7年度 第三回基礎学力テストまで、あと27日!!

基礎学平均点情報ページは、コチラ

もはや少数派?大学入学者の半数以上が「推薦・総合型」で合格!?

最も重要な事実は、

2025年度の大学入学者において

なんと全体の53.6%が

「総合型選抜」または「学校推薦型選抜」

で入学しているという点です。

総合型選抜とは、旧AO入試のことを指します。

学力だけでなく、小論文、面接、活動報告書などで

意欲や個性を多角的に評価する選抜方式のことです。

学校推薦型選抜とは、広くは指定校推薦のことです。

出身高校長の推薦に基づき、主に調査書や面接で

評価する選抜方式を指します。

これは、大学入試の主流が大きく変化したことを示す

象徴的な数字と言えるでしょうね。

2025年度の大学入学者の53.6%が

俗にいう推薦での進学をしている!

この数字は、単に評価基準が変わった、

ということ以上の意味を持ちます。

少子化が進み「18歳人口」が減少する中で、

大学側は学力試験だけでは測れない

多様な才能や潜在能力を持つ学生を、

より早期に、より確実に確保する必要があるのでしょう。

個人の意欲や高校時代の活動が重視される時代に、

本格的に突入したのです。

着実に勢力を増す「総合型選抜」!?

「総合型選抜」による入学者は、

全体の19.5%(12万6,766人)

を占めています。

注目すべき点は、この選抜方法を導入する

大学・学部、そして入学者数も

複数年にわたって増加傾向にあることです。

これは単なる一時的な現象ではありません。

大学側が、画一的な学力指標だけでは見出せない

リーダーシップ、探究心、創造性といった

能力を持つ学生を積極的に求めている

長期的なトレンドを示唆しています。

多様な背景を持つ学生が集まるキャンパスを

形成するための、大学側の戦略的なシフト

と言えるでしょう。

この流れを牽引する「私立大学」!?

総合型選抜の利用状況は、

大学の設置主体によって大きく異なります。

  • 国立大学:7.7%
  • 公立大学:6.0%
  • 私立大学:22.8%

特に私立大学では、

入学者のおよそ4人に1人が

総合型選抜で入学しています。

この入試改革の動きをリードする存在が

私立大学であることが明確に分かりますね。

国立・公立大学に比べて、

より激しい学生獲得競争がある私立大学が、

独自の魅力や教育方針に合致した学生を確保するため、

積極的に多様な選抜方法を導入している実態が

浮き彫りになります。

この傾向は、

短期大学に目を向けるとさらに顕著になります。

短期大学の入学者に占める推薦型の割合は、

実に「85.9%」に達します。

この「85.9%」という圧倒的な数字が示すのは、

短期大学においては、

一般入試の方がむしろ例外的な入学方法

になっているという事実です。

これは、専門的な知識や技能の習得を

目的とする短期大学の特性を反映しています。

明確な学習意欲や将来の目標が、

従来の学力以上に重要な評価軸となっていることの

表れとも解釈できるでしょうね。

主流の中で見られる「逆の動き」!?

ここまで推薦・総合型選抜の拡大

について述べてきましたが、

一つ直感に反するデータがあります。

それは、全体の34.1%と最大の割合を占める

「学校推薦型選抜」が、実は3年連続で

わずかに減少しているという事実です。

(2023年度35.9%→2024年度35.0%→2025年度34.1%)

この微妙な変化は、

大学側が単なる高校からの推薦

という受け身の評価から、

大学自身が主体となって

志願者の資質や能力を多角的に見極める

「総合型選抜」へと、評価の軸足を

シフトしつつあることが予想されます。

これは、入試制度の単なる多様化ではなく、

「評価の質の進化」という、

より深い地殻変動が起きていると言えるでしょう。

これらのことから、

「大学入試は、想像以上に大きく急速に変化している」

ということがお分かりいただけたかと思います。

学力という単一の物差しで評価する時代は終わりを告げ、

受験生一人ひとりの持つ独自のストーリーや

ポテンシャルを大学側が積極的に見出そうとする、

新たな競争フェーズに突入したと言えます。

この変化の波の中で、受験を迎えるあなたは、

何を基準に未来を選択していくべきなのでしょうね。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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