じゅくちょーの雑談

音読の効果とは!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『音読の効果とは!?

 

大学入試共通テストまで、あと269日!

公立高校入試まで、323日

 

心理学を学んでいるときに、

視覚に障害をおって生まれた子どもと

聴覚に障害をおって生まれた子どもとの

比較研究があることを知りました。

 

何についての比較研究かというと、

「学力差」の研究です。

どちらの障害をおった子どもの方が

学力的な課題が大きくなったと思われるでしょうか?

 

まず、「言語習得の差」が課題として判明しました。

視覚より聴覚に課題がある子どもの方が、

言語習得が優位に遅くなり困難さが示されました。

このことから分かることは、

言語習得においては視覚より聴覚に大きく

依存していることになります。

 

語呂合わせにしても、

歯切れの良いリズム感であるものが好まれます。

日本人のDNAに刻まれているのか、

5・7・5(7・7)のリズムに近くあればあるほど

その音の感覚で複雑な言葉も覚えられるから不思議です。

 

考えてみれば、赤ちゃんに母国語を覚えてもらうときに

文字から教える親御さんはいないですよね?

母国語を1200時間ほどリスニングすることで、

発語が行われるとの研究もあります。

赤ちゃんの睡眠時間と起きている時間を考えると

生後半年ほどになるでしょうか。

 

このことから鑑みて、

私たちの語彙習得や知識の暗記にしても

言語である以上「音声」がついて回ります。

「文字」として捉えることから始めるのではなく

「音」として考えれば、音読と黙読とでは

歴然とした差になるのかもしれませんね。

 

英語にしても、英語のリズムを体に染み込ませる。

古文にしても、昔の日本語のリズムを耳に染み込ませる。

方言にしても、その地方の独特のリズムを舌に染み込ませる。

音読を通して得られる力は、

とてつもなく大きなものとなりそうですね!

 

たろー
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