スタッフ紹介

スタッフに聞いてみました(6)

 

スタッフへの質問3日目。

今日は初めての塾講師としての

教務に携わる中での気づきを

語ってもらいました。

やはり、いろんなことを考えながら

指導してくれていることが

嬉しいですね!

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

  • 8月14日(金)−15日(土)は、ターゲット1400丸暗記講座です。
  • 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
  • 9月10日(木)−14日(日)は、夏期スタッフ研修にて休講と致します。
  • 9月12日(土)は、小〜中学生対象全国模試を実施します。

 

Q1.指導の中で気づいたことは?

 

A.(Tyler先生)

『つばさ』の生徒さんたちは分からないことを自分で調べる能力が非常に高いなと思います。質問対応をしていても、こちらが調べておいでとアドバイスした点を素早く、とても的確に調べてくるので驚きます。人に与えられる勉強ではなく、主体的に勉強に取り組めているのが素晴らしいです。

一つ厳しいことを言うとすれば、生徒さんたちは早く結果(成果)を求めすぎかなーと思います。模試結果やテスト結果が良くなかった時、なかなか成績が上がらない時など。

「頑張ったのに」
「やっぱり自分は数学/理科/英語がダメなんだ」
「もう頑張りたくない」

こういった発言をしたくなる気持ちはよく分かります。
私自身も昨年、起きている時間のほとんどを数学に捧げたのに、夏明けの模試で偏差値が落ち、模試の判定が軒並み悪かったという経験があります。努力が結果に結びつかない時、自分の努力が無駄だったような気になって、無力感で一杯になりますよね…。

ただ、テスト前/入試前に少しやり込んだところで、そんなすぐに結果には結びつくことはほとんどないです。元々要領が良い人は結果を出せるのかもしれませんが、大体の人は無理です。

特に高校の勉強はそれまでと違って範囲も広く、深い知識が問われることも多いので、表面的にサラッと触れただけでは実力はつきません。ただ、そこで勉強を諦めたら自分の将来の可能性が減るだけです。

結果が出なくても、同じことを続けるしかないです。結果が出るかは正直わかりません。ただ、諦める前に、もう少し一緒に続けてみませんか?

つばさには我慢強さに自信があるスタッフもいっぱいいます。笑
授業後など、たくさん怒って泣いて、私たちに愚痴って下さいね。

A.(Mai先生)

私が指導をしていて気づいたことは、ここの生徒さんはみんなわからないことがあったら自分で調べて解くという意志のある子が多いなということです。塾には参考書が用意されているのでみんな自由に持っていって調べて解くというのが印象的です。

A.(Manna先生)

私は質問対応をする際、

①どの問題が分からないのか
②どのように考えてみたか
③(改めて)どこが分からないと思うか

といったポイントを順に確認するようにしています。

たまに、スッと無言で何かを持ってこられる生徒さんがいます。そんなときは、こちらはその生徒さんがどの段階にいるのか判断が難しいです。

逆に、自分がどう考えてミスしたかを教えてくれたり、こちらが言ったことに対してある程度のフィードバックをくれたりする生徒さんは、間違い探しや直しが速い傾向があると思います。

とりあえず、「あなた(先生)が何言ってるかわからない!」というところから伝えてみるなど、意思疎通を積極的に図っていただけるととても助かります。こちらも、言い方を変えるなど指導の改善がしやすくなります。

自分がどの段階までできているのかを、頭の中を整理するという意味でも、一度言葉にして伝えてみることは大切かと思います。

A.(Zoo先生)

英文の日本語訳を問う問題で、意味はほとんど合っているけれど英語の構成からは大きく変わっている訳に出会うことがあります。

例えば、「It was seven thirty when I woke up this morning.」を「私は今朝7時半に起きました。」と訳すような感じです。

翻訳家ならばむしろそういった日本語として違和感のない綺麗な訳を求められますが、テストや受験に向けて練習している段階で採点者にみてもらうときは、忠実に訳さないと文法や文の構成が分かっていないのかなと思ってしまいますし、実際に、主語は?ここどういう意味?と質問してみるとあいまいな答えが返ってくることも多いです。

A.(Anarchy先生)

一番指導していて感じるのは、毎日塾に来て自習or演習していてえらい、すごいなぁということです。特に受験生ではない学年の子が一生懸命定期テストや模試に向かって勉強する姿は輝いて見えます。その調子で頑張って欲しいと思います。

あとは人それぞれ詰まる所が異なるということです。皆さんそれぞれの考え方や間違い方が存在するので教える立場としてはここで詰まるのかと考えさせられます。しっかり自分がわからないところを整理して、どう考えて、どこで詰まったかを明確にして質問に来て欲しいと思います。

A.(Yossy先生)

生徒にも色々なタイプがあり、彼ら彼女らそれぞれに対して教え方を変えていく必要があるということです。自分で考えて内容を理解し、そこから質問に来る人もいれば自分で全く考えずに質問にくる人もいます。

前者の人に対しては自分の知っている内容を教え理解を深くし、完全に定着させることを目的とすればいいと思いますし、後者の人に対しては教えた後に自分で理解できるようになる何か策を講じる必要があります。

今教えている生徒がどちらのタイプであるか知り、一人一人の教え方を作っていくことが一番大切であると学びました。

A.(Luc先生)

どの教科にも当てはまりますが、何かの問題を説明する際は言葉だけで説明せずに、図や例文を紙に描いて説明すると、生徒の理解が早まります。また落書きとして書いたものでも生徒は喜んで「この紙もらっていいですか?」と聞いてくるので、生徒からすればどれも新しくて大切な情報なのだと気づきました。

なので生徒が誤った認識をしないように、説明をする際は一言一句に気を配るべきだと思いました。もう一つ気づいたことは、小学生や中学生のような、難しい言葉が分からない相手に対して何かを伝えることは、学習指導の場だけでなく将来医師として患者さんに説明する際にも必要になることなので、指導者の立場である自分も学ばせていただいているということに気づきました。

ありがとうございます。

 

Q2.指導の中で難しいことは?

 

A.(Tyler先生)

生徒さんの間違いの癖、そしてその原因を把握するのは難しい、というか、時間のかかる仕事だと思っています。

例えば、物事の抽象化や文章の読解苦手な生徒さんはその影響が国語、数学、英語、理科…と多岐に及びます。その生徒さんの科目ごとの間違いの癖と、その生徒さんの特性や考え方の癖を知って、それに合わせて教材の指導ができるように工夫していきたいと思っています。

指導中はどうしても、自分の経験を踏まえて、私自身の思考の癖に合わせた勉強法のアドバイスをしてしまいがちなので、そこは気をつけたいなと思っています。

A.(Mai先生) 

どんな風に言えば一番みんなに理解してもらえるのかということをいつも考えています。ですが社会や英語の熟語穴埋め問題など、もともとの知識を必要とする問題で質問を受けた場合なんと返答するのが一番みんなのためにいいのかといつも悩んでいます。

A.(Manna先生)

私が指導していて難しいと思うことはたくさんありますが、中でも特に2つを挙げます。一つめは、算数についてです。算数は、「概念」に踏み込むことが多く、数学など上の学年にあがったときの理解に大きく関わります。

ちょっとした日本語の表現であったり、単位の意味であったり、文章題を解くためには、実は沢山の要素が必要です。皆さん一人ひとりによって、同じ言葉でも解釈の仕方が異なっていることがあるので、とても難しいです。

英語でも、細かなニュアンスの違い(英作文に大きく関わります)の伝え方にとても気を配ります。模範解答と違ったとき、どこまで深掘りすべきかというのは学年によっても変わりますし、気をつけたいと思う一方で難しい内容です。

まだまだ指導歴も浅いため、試行錯誤しながら頑張りたいと思っています。

A.(Zoo先生)

特に英語で、テキストの答えと違う答えを持ってこられたときに丸にするかバツにするか悩みます。別解の表現としてありかどうか自信をもって判断してあげられるようになりたいですが、悩んだときはテキストの正解を伝えたうえで調べます(笑) 

また、生徒さんが二回以上間違えた問題に対して、すぐにどうやって説明しようか考えだしてしまいがちですが、まずは生徒さんがどこまで理解できているのかを具体的に質問して確認するように心がけています。

そのうえでポイントを説明するのですが、質問と説明を過不足なく行うのが難しいです。いきなりレベルの高い質問や、「~を説明して」のような答えにくい質問だと、うまく答えられず理解度を低く見積もってしまいがちです。低レベルな質問から入るとスムーズにいきやすいですがうっかりミスだった場合は時間のロスにもなりえます。

A.(Anarchy先生)

私は理系科目を指導することが多いのですがどのようにして考えたのかを説明する際、いわゆる「経験則」というものがあります。理系科目は問題演習が基本ですからその演習を通して得られる経験が糧となりこの考えに至るというものが数多くあります。

だからなんでこういう風に考えたかと言われても問題演習を通してとしか答えることができません。そこのところがとても難しいと思います。また完璧に理解し他の問題に応用できるようにするためには、頭の中でなるほどと強く感じる説明が必要ですが、最初からそれを教えるのも生徒のためにならないのでそこのところのバランスがとても難しいです。

理系科目は理解&演習の繰り返しで自らも学んでいくものです。しっかり考えて質問に来て欲しいと思います。

A.(Yossy先生)

勉強の中には似たような問題をたくさん解いてからやっとどのような概念をしているかを理解できるようなものがあります。そのような公式や解き方をどのようなものですかと聞かれた時が一番答えるのが難しいです。

僕ら自身の経験を伝えるのが僕らの仕事であると思っていますが、どうしても一部には経験で学んだ言語化しにくい領域があります。そのような部分をどのようにして伝えればいいか考え、質の良い教え方をできればいいと思います。まだまだどんどん教え方を改善していきます。

A.(Luc先生)

生徒にどこまで指導すればいいのか、境界線を見極めることが難しいです。

説明したことをあまり理解できていなければ、少し言葉をかみ砕いて説明したり、分かりやすく言葉数を多めにして説明したりするのですが、「ここまで説明したらもう答えなんだけどな、、、」となることがあります。

生徒によって理解するスピードや、理解しやすい言葉の言い回しなど異なると思うので、生徒に合わせて説明をどこで区切るのかを見極めることが私の今の課題だと思います。

 

じゅくちょーは18年、この仕事をしています。

こうやってスタッフたちの感想を読んでいると、

自分が当たり前のようにやっていることで

言語化できていない部分が多くあることに

気づかされます。

 

どのスタッフたちも、

真摯にこの講師という仕事に

向き合ってくれている証拠なのでしょう。

本当に嬉しく感じます。

 

『つばさ』の生徒の皆さんも、

スタッフの先生たちの思いを汲み取り、

お互いにとってやりやすく伸びやすい

環境を一緒に作っていきましょうね!

 

ちゃん♪ちゃん♫

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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