基礎学力テスト

間違うことの利点

 

「学習中に間違う利点」という研究が

 

ロンドン大学のデボラ・ポッツ教授と

 

デビット・シャンク教授の実験によって

 

実証されていることをご存知でしょうか?

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、36歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。

 

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この二人の心理学者による研究は

 

2014年に発表されたものです。

 

全く知識のないバスク語という言語に対し、

 

3つの条件を元にした実証実験でした。

 

  1. Generate条件:10秒間未知の単語の意味を推測し、

    単語の意味を入力するテストの後、回答となる意味が

    7秒間表示され、その間に意味を覚える

  2. Choice条件:10秒間の間に単語の意味を推測し、

    三択で答えを選び、その後回答となる意味が

    7秒間表示され、その間に意味を覚える

  3. Read条件:17秒間単語を意味が同時に出され、

    その間に単語と意味を覚える

 

さて、あなたならどの条件で学ぶことで

 

一番学習効果が高いと思われますか?

 

ちなみに、この条件で学習してもらった後、

 

三択形式で学習効果を測るテストを行いました。

 

そうですね。本日の題伴っている

 

  1. のGenerate条件が、最も効果が高かったのです。

 

この結果により、

 

全く未習の内容であっても

 

事前テストを行い、

 

ボコボコに間違ったとしても

 

その後の学習効果には

 

良い影響が持たされることが分かりました。

 

 

 

ですが、この実験で実証されたことは

 

単純な単語暗記に関することでしたので、

 

学問的な内容の先取り学習に対して

 

効果があることは実証されてはいません。

 

ですが、未習のことに取り組むときの

 

子どもたちの姿勢を見ることで

 

「先取りが向くタイプ」か「向かないタイプ」かを

 

ある程度見極めることができます。

 

「ああ、こんな習ってないこと

 

進めるのはダルいなぁ」という姿勢のタイプは

 

明らかに予習は向きません。

 

反対に、新しい未習内容に対して

 

興味深く知ろうとし、逆に復習を

 

いやがるようなタイプは向いています。

 

 

 

じゅくちょーは、明らかに

 

復習が嫌いですので後者ですね(笑)

 

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

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