国語学習について

読書と読解の違い

 

まず、読書と読解の違いは、

 

  1. 読書…「個人的な趣味や楽しみのもの」

  2. 読解…『学力をはかるためのもの』

 

この2つの違いを理解しないまま

 

国語学習を進めてしまうと

 

成績には反映されなくなってしまいます。

 

 

じゅくちょー
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どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

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よく、親御さまからご質問があるのですが、

 

「国語を伸ばすには、読書量が必要ですよね?

 

本を読ませているのですが、どうも伸びなくて。」

 

 

その通りです。ただの読書では、全くと言っていいほど

 

成績には反映されないことが往々にしてあります。

 

では、より具体的に2つの違いを述べてみましょう。

 

 

  1. 読書… ・登場人物の気持ちになって、読むことも可能

        ・主人公の気持ちを「想像」しながら、読むことも可能
        
         どう読むかは読者の自由で構わない

  2. 読解… ・「どう思うか」は無視。「どう書いてあるか」を分析

        ・登場人物に、感情移入しては決してならない
        
         主観を排除し、客観的に読み解く

 

 

では、「何を」「どう」読み解けばいいのでしょうか?

 

小説の読み解く項目

  1. 心情把握
  2. 因果関係
  3. 心情の変化
  4. 情景描写

 

基本的には、以上の4項目を読み解くことが

 

小説の読解には求められます。

 

人物の心情が、「なぜ」そのような気持ちになったのか

 

「原因」と「根拠」を探す因果関係を探る作業。

 

人物の心情の変化が、「何を」「どのような」きっかけで

 

移り変わったのかを、情景の変化から結びつける作業。

 

 

読解は、センスなどではありません。

 

あくまで、スキルの極みなのです。

 

テクニックで読み解くことができるのです。

 

もちろん、文章で書かれた内容を読み解くわけです。

 

語彙力は少なくとも必要になるでしょう。

 

しかしながら、文章を読むことができる語彙力が

 

備わっているならば、あとはテクニックを習得するための

 

演習量をこなせば身につくスキルなのです。

 

 

単に本を読んでおけばいいという訳ではありません。

 

本の「何に」注目し、「どのように」読み、

 

探偵のように根拠や証拠、論証をしていくかが

 

大切なのです。

 

 

もし、読み方に主観を入れて読む癖がついているならば

 

一人では修正や矯正は難しくなります。

 

大人であっても、自分の習慣や癖を直すことは

 

容易ではないのですから。

 

できれば早いうちに、

 

論理を使って読む訓練をしていきませんか?

 

 

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

 

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