じゅくちょーの雑談

上野千鶴子教授の祝辞から、何を学ぶか?

 

まず、東京大学ホームページで公表されている文面と、

 

実際の祝辞の動画を比較してみましょう。

 

東大HP:こちらから

 

祝辞動画:こちらから

 

 

じゅくちょー
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どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

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まず、東大が示している文面と、

 

実際の祝辞とは少し乖離がありますね。

 

もちろん、文章として体裁を整えることは

 

当たり前ですから、ニュアンスの変化は当然です。

 

しかしながら、文面で読む文章と

 

映像で言葉を聞くとでは受け取る印象も違ってきます。

 

 

 

大枠として5つの構成となっていました。

 

上野千鶴子教授の祝辞構成

  1. 女性の置かれている現状
  2. 合コン・集団暴行事例
  3. 女性を取り巻く不合理な社会
  4. 恵まれた環境と恵まれた能力をいかに使うか
  5. 新しい多様性を生み出す智

 

 

何度も何度も文面を読み、

 

祝辞を拝見させていただきました。

 

 

私が最も、印象に残った言葉は

 

『フェミニズムは

 

けっして女も男のようにふるまいたいとか、

 

弱者が強者になりたいという思想ではありません。

 

フェミニズムは

 

弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。』

 

 

この思いを実現するために、

 

上野教授はどれだけの『強さ』を備えたのでしょう。

 

弱者が弱者のままでいられるように、

 

社会の偏見・不合理からの『盾』となってきたのでしょう。

 

かつ、女性自身の『当たり前』という

 

誤った常識からの村八分にもあってきたことでしょう。

 

教授の歩みをおもんばかるに、

 

熱いものが込み上げる思いがします。

 

 

しかし、教授の言葉を鵜呑みにすることが

 

教授望むことではないのでしょう。

 

批評的に(批判的ではありません)、

 

自分なりの意見を述べていみたいと思います。

 

 

『正解のない問いに満ちた世界』を歩み、

 

『誰も見たことの無い知を生み出すための智』を

 

生み出すためには、圧倒的な『強者』である

 

必要があるように思うのは私だけでしょうか?

 

 

そして、多様性を重んじるならば、

 

様々な人の持つ『ジェンダーへの想い』をも

 

尊重する必要もあるのでしょう。

 

偏見も不合理もあることは間違いありません。

 

しかし、様々な選択肢を持っている条件下で

 

「それでも女性は〇〇であるべき」という

 

従来の考えを選び取る方もいるのでしょう。

 

多様性を享受するということは、

 

本当の意味で『強さ』が必要です。

 

その『強さ』は、「硬くある」ことではなく

 

限りなく『柔軟である』ことであると

 

私は考えます。

 

 

冒頭に、「統計は重要です」との言葉もありました。

 

しかしながら、②の合コン・暴行の事例においては

 

『統計的な』データは示されず、

 

教授の見聞きした狭義のデータを

 

一般化したのではないでしょうか?

 

「東大の男子生徒もモテない」という

 

データはないのでしょうか?

 

『彼女は頭が悪いから』という小説を読めば、

 

東大の男子学生が社会の『一部から』

 

どんな目で見られているかの『一意見』が分かるのでしょう。

 

 

この記事を書くにあたって、

 

ネット上にある教授の講演を

 

たくさん拝見させていただきました。

 

教授の戦いの歴史が垣間見えました。

 

 

しかしながら、

 

多くの女性にとって『戦うこと』自体が

 

『意欲の冷却効果』が起こりはしないでしょうか?

 

社会や男性と『戦うこと』を選択せず、

 

『相手を絶対脅かすこと』がない方法で

 

男性と女性の利害の『一致点』の価値を

 

創造できるような智を得られればと思います。

 

 

教授の「女性学」が大いに発展し、

 

弱者が弱者のままで生きられる、

 

という価値観ではなく

 

女性が女性として、女性らしく生きられる、

 

そして、女性が持つ性質が最大限に発揮され

 

男性が歯ぎしりして羨み、支援し、手を取り合い

 

支え合って生きられるような社会を作っていってください。

 

 

私は、妻を女性として尊敬し敬愛しております。

 

お互いの強みを活かし合う生活を選びました。

 

妻は、専業主婦という選択を選びとってくれました。

 

私は収入を得るという選択を選び取りました。

 

お互いがお互いの最も大切なものを守り合い、

 

ある意味では置かれた場所で戦っています(笑)

 

 

これから前途ある学生たちの『翼』を

 

大いに広げてあげると同時に、

 

その『翼』を持って人を包み込み

 

温めあい、癒しあい、許しあうような

 

『翼』の使い方も指導したいただければと思い、

 

筆を置きます。

 

 

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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

 

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